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親が亡くなったら、 親の銀行口座は?家は?カードは?相続はどうなる?しなきゃいけないお金の整理、基本を知ろう。 8/19(日) 19:30配信 親が亡くなったら、 親の銀行口座は?家は?カードは?相続はどうなる?しなきゃいけないお金の整理、基本を知ろう。 親が亡くなるとお通夜、葬儀、各種法要、そして初七日を過ぎて一段落したら、本格的に各種変更や解約の手続きが待っています。 なにかと慌ただしい状況ですが、中には期限を過ぎると取り返しがつかないことも・・・ 法定相続情報一覧図で相続人の証明 親が亡くなった場合、まずは 法定相続人 を確定します。 法務局 が交付する法定相続情報一覧図を作成するのが、一番確実で後の手続きがスムーズになる方法です。 これが無い場合、相続に関する手続きの大半で、相続人の証明のために親の出生から亡くなるまでの戸籍類一式や、相続人の住民票などの束を提出することになり面倒です。 うれしいことに、 法定相続情報一覧図 は何枚でも無料で交付してもらえるので、少し多めにもらっておきましょう。 相続の意思決定 相続に関する期限で、最も重要なものが相続放棄、限定承認の3カ月です。 何もせずにこれを過ぎると、借金等のマイナスの財産も含めて相続します。相続放棄の件数は増え続けており、平成28年度には19万7656件となっています。(裁判所 司法統計より) 相続放棄の申請先は、亡くなった方の住所地を管轄する家庭裁判所です。 相続放棄の判断は、財産内容がわからないとできません。また、 相続放棄 をすると、他の相続人や次順位の相続人などに影響が及びます。以後の親戚づきあいを良好に保つためには、関係者への相談や連絡も必要になります。 重要ですが知らない方も多く、期限を過ぎてから相談に来られる方もいらっしゃいます。期限を過ぎた時点で、借金の法定相続分は自分の借金となっていますので、原則として救済できません。 銀行口座・クレジットカードの解約 預貯金の相続に関しては、2016年12月に最高裁大法廷で「預貯金は遺産分割の対象になる」とし、従来の判例が変更されました。 それまでは、「預貯金などの可分債権は、法定相続分をそのまま相続し、遺産分割の対象にならない」とされていましたので、相続人が単独で相続